2008年 11月 07日
ほかほか弁当よりもあたたかい 詩と言葉 |
(トトロの木みたいだね。って木の肌に一緒に触ったらぼこぼこでビックリしてました。
隠れたみたいな所にある公園です。小さな小さなだれもいない公園です。)
最近、娘はトトロにはまっています。
テレビの前で小さな頭を持ち上げてトトロを見ている後姿は
妹を思い出します。妹も三歳くらいの時にトトロに出会い何度も何度も見ていました。
小さくて、首が無くなる後姿はとっても可愛いです。
小さな頃に一回、そしてまたこの間一回、隠れたみたいな所の公園に娘と行きました。
母と喧嘩した時とか、隠れたくなったとき、嬉しくなった時、ひっそりと一人で来る公園。
隠れたみたいな所にあるクレープ屋さんがやりたかったのですが、
この公園の影響かもしれないな。
大きなトトロの木とブランコとお地蔵さん。
それだけの公園。
いつも誰もいなくて、まぼろしみたいに消えてしまいそうな公園。
でも、行きたいと思って探してみると必ずたどり着ける公園です。
不思議。
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10月に入ってから、娘さんと息子さんは病気ばかりでした。
ほとんどの日に咳の音がしていて、
鼻水がたれたれでした。
娘は肺炎になるし、息子は点滴で四日間の通院。
入院には至りませんでしたが、ほとんどを病院ですごしました。
最後には私も蓄膿になり、親知らずが歯茎を腫らして頭痛。
さてさてどうなる11月のオープン・・・という感じでしたが、
ようやく明るいものが見えてきました。
この間の水曜日にあと一週間・・と言われました。
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わたしが りょうてを ひろげても
ちっとも おそらは とべないが
とべる ことりは わたしのよに
じべたを はやくは はしれない
みんな ちがって みんな いい
みんな ちがって みんな いい
わたしが からだを ゆすっても
きれいな おとは でないけど
あのなる すずは わたしのよに
たくさんの うたは しらないよ
みんな ちがって みんな いい
みんな ちがって みんな いい
小鳥と鈴とそれから 私
みんな ちがって みんな いい
金子みすずさんの詩です。(間違えてないかな。。)
それにステキなうたがついて、放送されています。
いつもそれが始まるとテレビの前に行き大音量で私が歌うので、
この歌が始まるとあー助が呼びにきてくれます。
みんな ちがって みんな いい
いい詩です。
金子みすずさんは松たかこさんの映画で知ったのですが、
他にもたくさんのすてきな詩があります。。。
もう一つ大好きな詩があるのでまたご紹介します。
ぜいぜいまんをもっているから、
本当に苦しそうでたまらないときは
心が痛くなりますが、
このぜいぜいまんを持っていることは
この子達の足かせなのではなく、
この子達の生きていく術の一つであり、
同じく共有して楽しく暮らしていく事が必要なのだと、
わかっていても、辛くなる時。
この詩をきくとなんだかほっとするのです。
みんな、みんな、なんだか辛い時。
この詩と、いいからいいからの合言葉を思い出せたらいいな、と思います。
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最近、マミヤ兄弟という映画をみました。
とっても心がほかほかして、妹とたくさん話をして、お風呂屋さんに行きたくなりました。
彼氏と別れると私達の家にずっとずっといるのだけれども、
彼氏がいるときは全然こない薄情な妹ですが、
そんな所もにくめない可愛い可愛い妹です。
兄弟・姉妹・従兄弟・大切なともだち・パートナー・家族
どんな形であれ、
・・・・一日の終わりに電話したいと思う相手がいることは幸せだな。。・・・
マミヤ兄弟の中の心に残った一言です。
次回の日記はすてきなパン教室・・パヌさんレポートです。
by matubasan1
| 2008-11-07 06:51
| 本・映画